外食するときに「何を選べばいいのかな」と迷ったことはありませんか。
特にシニア世代にとって、毎日の外食や中食は、健康面と家計の両面で気になるところですよね。
実は、定食を選ぶというシンプルなルールを意識するだけで、栄養バランスが整いやすくなり、量の調整もしやすくなるんですね。
この記事では、シニアさんが無理なく続けられる外食の選び方について、健康・家計・続けやすさの3つの視点から、実践的なコツをご紹介していきます。
丼や単品より、定食スタイルを選ぶことが基本
外食で健康を意識したいなら、まず心がけたいのが「定食を優先して選ぶ」ということです。
わかりますよね。いろいろなメニューがある中で、どれを選ぶかって迷うものですよね。
定食は、主食(ご飯)・主菜(肉・魚・卵など)・副菜(野菜やきのこ)・汁物がセットになっているため、一汁三菜の理想的なバランスが自動的に整いやすいんですね。
丼物や麺類の単品メニューは、手軽で価格も安いので気持ちもわかるんですけれど、どうしても主食と主菜に偏ってしまい、野菜などの副菜が不足しがちになってしまいます。
一方、定食なら付け合わせの野菜や小鉢を含め、自然と栄養のバランスが取りやすくなるんですね。
シニアさんにとって、毎日継続して食べるものだからこそ、こうした工夫が大切なんです。
メイン料理は揚げ物より焼き魚や煮物を選ぶ
定食の主菜を選ぶときに気になるのが、「脂質が多くないかな」という点ですよね。
シニア世代では、脂質のとり過ぎが体重増加や生活習慣病のリスクにつながりやすいとされています。
そのため、定食の主菜を選ぶときは、なるべく揚げ物を避けるのが無難です。
栄養指導でもおすすめされているのは、以下のような選び方なんですね。
- トンカツ・唐揚げより、焼き魚・煮魚を優先する
- 冷奴やひじき煮など、脂質が少ない小鉢がセットになった定食を選ぶ
- 肉料理を選ぶ場合は、クリームソースやフライより、和風ソースやトマトソースなどあっさりした調理法を意識する
焼き魚定食であれば、主菜のタンパク質もしっかり取れますし、脂質も抑えられるので、きっと気持ちよく外食を楽しめるのではないでしょうか。
ご飯と汁物で量と塩分をコントロールする
シニア世代では、糖質と塩分のとり過ぎが高血圧や糖尿病につながりやすいため、「量の調整」が何より大切なポイントなんですね。
外食での量の調整には、いくつかの工夫が考えられます。
ご飯の量を意識する
栄養指導では、ご飯を50~100g減らすと約80~160kcalのエネルギー減少につながるとされています。
定食を注文するときに「ご飯少なめでお願いします」と一言伝えるだけで、エネルギー摂取を抑えられるんですね。
大盛りにせず、普通盛りか少なめを選ぶ習慣がつくと、無理なく続けられるのではないでしょうか。
味噌汁やスープの塩分に気をつける
定食には味噌汁やスープが付いてくることが多いですよね。
実は、味噌汁やスープには塩分が多く含まれているため、全部飲み干さないことが大切です。
もし選べる場合は、減塩タイプを選ぶのも良い工夫ですね。
汁物は栄養も大事ですが、あくまで「汁を全部飲み干さない」という気持ちで、軽く飲む程度に留めておくと、塩分摂取をぐんと減らせますよ。
野菜がどれだけ含まれているかをチェックする習慣
外食や中食では野菜が不足しがちであることが、医療機関や自治体からも繰り返し指摘されているんですね。
メニューを見るときは、主食や主菜だけでなく、「この定食に野菜のおかずがちゃんとついているかな」という点に目を向けることが大切です。
チェックするポイントとしては、以下のようなことが考えられますね。
- 野菜の小鉢が何個付いているかを見る
- サラダや煮物、おひたしなどの野菜を追加できるかメニューを確認する
- 定食にきのこや海藻が使われているかを意識する
もし丼物や麺類を選ぶことになっても、サラダや副菜を1品足す工夫があると、一汁三菜に近づけられるんですね。
「いつもこのお店はサラダが充実してるからいいな」というように、行き慣れたお店の特徴を知っておくのも、続けやすくするコツかもしれませんね。
麺類や丼物しかない場面での選び方
「今日のお店は麺類か丼物ばかりなんだけど」という場面もあると思うんですね。
そんなときでも、工夫の仕方があるんですよ。
麺類を選ぶときのポイント
うどんやそばなどの麺類を選ぶ場合は、具材に肉・魚・卵などのタンパク質と野菜がしっかり入っているかをチェックしてみてください。
例えば、「かき揚げうどん」なら野菜が入っていますし、「釜玉そば」なら卵が入っていますね。
麺の量が多い場合は、「麺少なめ」とお願いするのも効果的ですよ。
丼物を選ぶときのポイント
丼物を選ぶ際には、具材の種類と野菜の量を意識してみてください。
例えば親子丼なら卵がありますし、牛丼ならタンパク質も取れますね。
可能であれば、小鉢のサラダや漬物を一品足すだけで、栄養バランスがぐんと改善されるんです。
シニアが無理なく外食を続けるための工夫
ここまで、いろいろな選び方のコツをご紹介してきましたけれど、一番大事なのは「無理なく続けられる」ということですよね。
シニア世代が外食を選ぶときは、価格が手頃で、通いやすく、いつも利用しているお店を選ぶ傾向が強いとされています。
つまり、自分たちが信頼できる「いつものお店」を見つけることが、とても大切なんですね。
一度「このお店の定食はバランスがいいな」「ご飯少なめでお願いしやすいな」と気づくと、次からもその店を選びやすくなります。
健康面での工夫も、続かなければ意味がありませんから、自分たちのペースで、気に入ったお店で、少しずつ意識を高めていく方が現実的かもしれませんね。
また、外食って社会交流の場としても大切ですよね。
お友だちさんや家族さんとの時間も大事にしながら、「ほどほどに健康」を意識する選び方ができたら、それが理想的なのではないでしょうか。
まとめ
シニアさんが外食で定食を選ぶときのコツは、シンプルにまとめると以下のようになります。
- 丼や単品より定食を選ぶことで、栄養バランスが自動的に整いやすくなる
- 揚げ物より焼き魚や煮物を選ぶことで、脂質を抑えられる
- ご飯と汁物の量を工夫することで、糖質と塩分を管理できる
- 野菜が含まれているかチェックすることで、栄養不足を防げる
- 麺類や丼物を選ぶときも、具材と追加メニューで工夫できる
- 通いやすく、いつも利用しているお店を選ぶことで、無理なく続けられる
こうした工夫は、一度に全部を完璧にやろうとするのではなく、気がつくたびに少しずつ心がけていく感じで大丈夫なんですね。
「今日は野菜が少なさそうだから、サラダを足してみようかな」「このお店のご飯は少なめにお願いしやすいな」というように、自分たちのペースで続けていくことが何より大切です。
自分たちに合った外食の選び方を見つけていきましょう
外食って、おいしいものを食べたり、友人さんや家族さんと一緒に過ごしたりする大切な時間ですよね。
健康面での工夫も大事ですが、その外食を楽しむ気持ちをなくしては元も子もありません。
このコツを参考にしながら、自分たちにぴったり合った「いつもの定食」の選び方を見つけていってくださいね。
毎日の小さな工夫が、未来の健康につながっていくんだと思いますよ。